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オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

MBA受験各論②:エッセー・面接

各論2回目は「エッセー・面接」について。

1.Bryanとの出会い
エッセー・面接は2人目の師匠ELITE ESSAYSのBryan Shihにお世話になった。前職の元チームメンバーに紹介してもらったのだが、「とてもinterestingなキャリアで是非一緒に仕事したいと思う!」と最初の面談から意気投合しそのまま契約。

彼の何よりの良さはクライアント一人一人にとことん付き合ってくれるところにつきると思う。おいらは相当bad studentだった。仕事が急に忙しくなっては時間を変更し、感情的になって泣きついたり。特にwaitlistになった2011年の冬はひどかった。どんなときもやさしく、そしてときに厳しく支えてくれたのがBryanだった。Kelloggの面接が急遽1週間後に決まった時も「何があっても時間を作って面接の練習をしてやるから空いている日全部送ってこい」などと言ってくれた時は本当に泣けた。彼自身はアメリカ在住なので実は一度も対面で会ったことがない。Skypeでしかやりとりしたことがないが、それでも受験以外の自分の状況を相談できるほどのメンターだし、強い信頼関係がある。
一時は「昨年でサービスをやめる」といっていたのだが、続けることに決めたそうなので、興味のある人は個人的に紹介するので連絡くださいませ(人気なのでもういっぱいでだめかもしれないが。。。)

2.大事なポイント
よく言われているのかもしれないがエッセー・面接共通して①ストーリー性と②具体性、③表現力を意識することにつきる

①ストーリー性:ストーリーのある人生を。
Bryanにアタックナンバーワンのように、秋くらいからばしばしやられたが、作業自体はそんなに苦痛ではなかった。個別のパターンごとの戦略よりも何よりも、「ストーリーのある人生をどこまで書けるか?あなたが誰か?をどこまで考えられるか」につきる。「本当にどう思っているのか?と本当にどうなるのか?」は正直あんまり関係ない。自分の過去を振返って、過去の「点」と「点」を結んでいく。突如曲がったとしてもそこにある理由をしっかり見つめなおす。それを仮説にして書いていき、一方で自分の腹に本当に落ちるかどうかを考える。

自主的にキャリアを選べて、通っている人もいればそうでない人もいるだろうが、MBAで求められているのは「どんなに素敵な夢、実績を描けるか」よりも「どれだけ今までの自分を整理できているか」という点だと思う。おいら自身は、人生はなんか崇高な目的があってそのためにこういうキャリアを積んでうんぬんみたいな人というより、目の前に広がる挑戦を超えて超えているとその先に世界がまた広がっていると思っているタイプなのだが、自分の過去からある一定の方向を紡ぐことはできると思う。(前者の人はそれはそれでいいと思う。)たまにMBAのエッセーとかを読んでいると「崇高な「自分のミッション」みたいなものを紡ぎだすんだ!」という文章も見るが「ミッション」に磨きをかけにいくためにMBAに行くのだから、今の過去から紡ぎだした仮説をどれだけ真剣に考えられるかが勝負な気がする。

②具体性:入学した気持になってみる
最初に書いたエッセーは奇しくもKelloggだったのだが、最初にBryanに言われたのはKelloggのコースリストを全部目を通すこと。次に「何が受けたい?なんで?」と聞かれる。答えをいうと「お前のストーリーはXXなのになぜこっちのコースでないんだ」とかを言われる。これには閉口した。「正直コースがどうなのかなぞ知らんし、入学してから考えるわい」と思っていた。
やがてプロセスを経るにつれてなるほどと思うようになった。面接やエッセーでも、説得力のあるものをかこうと思うと自分がいったん入学した気になって少なくとも1年どういうコースをとって、どういうクラブ活動をしてを考えているかで全然深みが変わってくる。昨年おいらは一度もキャンパスビジットをしていないが、色んな面接官によく調べているねーと言われた。入学した気持ちに一度なって色んなことを考えているかどうかでセミナーや卒業生に会った時の質問の深さも変わってくる。

大学受験の時はまったくそんなことは考えなかった。当時は官僚になりたいという夢で考えるとおいらの大学は自然にでてきたし、「どういう授業を受けて。。。」なんて発想は高校生のおいらにはかけらもなかった。日本の受験システムの弊害ということはいわないが、合格するためにというよりも自分が入学する学校でどのような授業があって。。自分がどういう大学生活を描くのか想像して学校を選ぶのは至極まっとうだと思う。

③表現力:90%は振る舞い
最後はよく言われる通り、どんないい話も「うまく」伝えなければ意味がない。面接が決まったあたりからBryan師匠の猛特訓がはじまった。特にそもそもおいらは日本語でも話が長いのでしょうがないのだが、「話が長いー」などとちゃぶ台を何度も返された。が2-3回トレーニングすると話すポイント、捨てるポイントを見定めることができるし、いくつかの質問タイプごとの返事のパターン認識ができたので、本当によかった。少なくとも1回はプロに見てもらったほうがいいと思う。

生々しい話だが問題は金だ。最初「Bryanは無制限でインタビューをしてくれる!」と勘違いしていて「なんていいやつなんだ」と思っていたが、普通に全体のコースに5回インタビュートレーニングがついていただけだった*1。その結果Kelloggの面接対策でほぼインタビュートレーニングを使い果たしてしまった。。やばいと思ったのだが、インタビューサービスは平均値段が一時間1~2万円と完全に足元をみたビジネスを展開しており時すでに遅し。受験予算がTOEFL受験上納金によって枯渇してきていたので笑、英語ぺらぺらの妻にしごいてもらった。夫のキャリアパスを毎日きかされる妻はつらかっただろう。

元々面接は得意だったのだけれども、本番はどの面接も和やかで非常に皆さん親身になって相談にのってくれたり、面接官のキャリア観などを聞くことが面白かったし個人的には一番好きなプロセスだった。面接後の合格率は高いので得意分野だっただろうし、何より自分が楽しんでできたのもよかったと思う

なんか今回は発散気味でした。。。いよいよ次回で最終にしやす。

*1:そうはいっても他のカウンセラーのサービスよりは格段に良く読んでなかったおいらの責任