Varanasi:ガンジス河でバタフライ
Indiaに来たらやはり行ってみたいということで、デリーからバラナシへ1泊2日でえっちらほっちら。
実はおいらは2回目だ。1回目は大学生のときの貧乏旅行で、なぜかデリーからの飛行機が直前でキャンセルになり深夜の2等電車に代わるというびっくりの旅行仲介会社でいった*1。
行ったことのない人には信じられないかもしれないがデリーはこの5年くらいでかなり都市化した*2。牛もいないし*3、ショッピングモールもある*4
バラナシにはやっぱりインド(イン度?)が残っている気がする。マーケットの感じを見ていても、路地裏のぐちゃぐちゃした感じをみていても、突然道端で牛がわーっとでてくる感じを見てもやはりインドだなーと思ってしまう。
日暮れも日の出もボートでのんびり流れる*5。インドブログ的においしく人も牛も流れてくるわけではない。ただ流れ行く河を見ているだけだがどこか不思議な気がする。火葬場の隣で洗濯をするおっさんがいて、その隣であわまみれで風呂に入っているすさまじい数のおっさんがいて。洗濯と風呂のおっさんの組み合わせが5回くらい繰り返されていく。この河は別に「死」と隣り合わせなのではなく、インド人の「生」と隣り合わせなんだろう。
元コンサル的に面白かったは、夜に「アールティ」という火をささげる儀式がやっておりこれが好評でボートからも多くの観光客を集めているのだが、どうもこれ、日本人が仕掛けたイベントだそう。日本人にとっての京都に近い感覚なのかもしれないが、バラナシは観光都市として今後発展していくのだろう。*6。。
興味のある方はこの本もおすすめ。インド人よりインド化していて強烈だが。。。作者の杉本昭男さんはバラナシでイーバ・カフェというおしゃれなカフェをやっていらっしゃるそう。ちなみにおいらはバタフライも淋浴もしておらず。日本に帰ったらドラマもみたいのう。
- 作者: 杉本昭男
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本
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*1:ちなみにポケットをきって財布をぬくという当時一番流行最先端の方法のすりにやられた
*2:おいらは6年前の大学生のときに一回行って以来、5年のブランクを経て今回の渡航は5回目。おいらがインドに慣れた&金をもっただけという話もある
*3:これはクリケット大会の影響で牛さんをデリーの南に移動していただいたそうだ
*4:均一に経済成長しているわけではない。正確には分析しないとわからないが平均の向上と同時に格差も広がっている
*5:1回100ルピーくらいらしいのだが旅行会社を通じたら数千ルピーとられた。安全料もあるのだけれどもかなりぼったくり感は否めない
*6:バラナシは海外からでなく国内からの観光客も多いそうだ