オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

Day-2:Kelloggの哲学-ステーキを食いながら

時差ボケでこんな時間に起きています。昨日の夜は受験の時めちゃくちゃお世話になった卒業間近の2年生の方たちと一緒にステーキを食べに。インドでは見たこともないサイズの肉の塊で「アメリカの肉だぜ」と主張している。この1年で体重を現時点から6キロ落とすと約束しているのに(負けたら高級ホテルで弟にランチをおごる。。)これはだめかもしれない。

完全に頭の半分くらい肉に支配されているが話を戻すと、お会いした2年生のお2人には受験の時に本当にお世話になった。感謝してもしたりない。
まだ半年前のこととは思えない昨年の12月。Waitlistをくらって絶望的な気持になってきたとき、年末の試験やら冬休みの旅行やらでめちゃくちゃ忙しい中に会ったこともないおいらのために、何時間も時間を作ってくれ真摯にアドバイスをくれたのがこのお2人だった。Waitlist対策も含めて、今後アドミッションとコミュニケーションをしていくのかを含めてアドバイスを貰ったり、学校生活についてお話をしてもらったり。本当に感謝してもしきれない。紹介とはいえ見ず知らずの人にこんなにやさしくできるなんてどうなっているんだろうと思った。

優しいだけでなく、それでいて一人一人の人が自分のストーリーをもってMBAにやってきていて、話がめちゃくちゃ熱くって。正直受験の時は学校の違いとかは全然わからなかった。でもこんなに熱くて楽しそうでいい人たちのコミュニティに入りたいというのがおいらのKelloggの決め手だった。
受験という文脈ではなく会ったり話をした大半のKellogg生・卒業生が同じようなマインドセットであり、国籍を問わず同じような哲学で動いている。インドにいるときもアメリカについてからも、すぐにcatch upしようという話になるし、こういう分野に興味があるといえば「是非時間を作って話をしよう」という風に話が進んでいく。

みんながみんなそうではないのだろうが、体育会系のような宗教的のような感じで、「先輩やKelloggというコミュニティから自分が与えてもらったことをコミュニティにかえすのが当然である」という哲学がしみわたっているように感じる。母校の大学のアルムナイネットワークを強くするという活動を日本にいたときにしていたけれども、その時によく話をしていたのが、「卒業してからネットワークを強めようと思ってももう時すでに遅しで、学生にいるときにそのコミュニティへの帰属意識を強くさせるのが、コミュニティ育成の肝だ」ということだった*1

エヴァンストンについてからもことあるごとにその哲学を感じることが多い。そういう哲学を共有できるコミュニティの一員になれたことをとても誇りに思う。
来週のオリエンテーションウィークであるCIM weekのスケジュールが発表されたり、Summerのクラス登録がはじまったり、いよいよだ。受験の時にお世話になった先輩が卒業していくこのタイミングでにエヴァンストンで会うことができてすこし気持ちが引き締まりました。

*1:とはいえ現時点では卒業生向けのイベントをするなどのインフラを作っていくという打ち手も非常に重要なのではあるが。