なぜ一年プログラムか?
いよいよ明日から学校だ。Why MBA/Kelloggでも書いて気持ちを新たにしようかとも思ったけれどもだいぶ今までの記事の中で書いてみたので、今まで触れていなかったWhy One-year program?をかこうと思う。まずKelloggに1年プログラムがあるかどうかも知らない人も多いと思う。挙句の果てにEMBAとかと間違えられたりもするが、Kelloggは米国のトッププログラムの中では珍しく8−90人だけの1年プログラムを2年プログラムとは別に用意している。
以前も書いたけれどもコアと呼ばれるStrategy、Finance、Marketing、Operationの基本科目をすべて満たした状態で入っているという前提でElective主体の科目取得で卒業できるようになっている。年齢層が高いかといえばそうでもなく働いてから3−5年くらいの連中が会っている中でも多いのでほぼ2年プログラムと一緒だと思う。
昨晩おんなじ話を何人かで飲んでいてしたのだが、その理由は単純に費用対効果が高いから。2年プログラムにどれくらいの割合いるのかわからないのだが、コンサルティングファームを中心としたプロフェッショナルファームからの社費留学生も割といる(思ったより少なかった・・)が、純粋に転職前提の私費もアメリカ人を中心にいっぱいいるし、起業したいんだよねーというやつもいる。共通して言っていたのは、「自分の得意領域も含めて基礎のコアから必修でやるよりも学びたい領域に特化して学びたい」ということ。思ってみれば昨日のエントリーでもそうだが、自分の次のキャリアの仮説の一歩を決めているやつが多くてその領域を学びにきているやつが多い気がする*1。
さておいらはどうかといえば論理的には半分はみんなと一緒。基本動作自体よりもうまく自分のかけているスキルセットの穴埋めと伸ばしたい領域への重点投資をしたいと思っているのが半分。もう半分は正直に言うと機会損失。おいらは年齢的に20代後半なのでまだまだあせるような時間ではないのはわかっているのだけれども、①すでにいくつかの組織を経験し自分の次のステップの仮説がかなり高確率でもてていること、②そのためのキャリアチェンジの手間をかける必要がほぼないこと、③その道を歩む以上自分のラーニングカーブ的にもキャリア上も2年かけるよりも1年で卒業できるほうが合理的であることなどをもとに1年を選択しました。
が、本音は「ここ5年以上日本人が1年プログラムにいないというのに挑戦してやろう」と思ったというのもかなり大きいかも。数年ぶりの日本人というのもなんだかわくわくするじゃないですか・・笑。こればっかりは性格なのでしょうがない。どんなトップスクールであれであれ年間数人の合格者がいるわけで、一方で今まで経験したことのない道というのはなんだかいいじゃないですか。。とはいえおいらは受験生時代は2年制のコースも受けたし出願のときは結構悩みました。さらにすでにいくつか見えている課題もあるので今後書いてみようと思います。
来年以降Kelloggは2年プログラムを縮小して、1年プログラムの人数を増やしたりしていくようです。日本人としてのパイオニアになれるようがんばってきます&今後の受験生の方がいい選択ができるようブログも継続的にアップデートしてみようと思いやす。
いよいよ明日だぜ。