オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

Marketingなつぶやき②:The world Best Commercial in 2011-12

つぶやきなのでゆるめです。

今学期consumer behaviorというクラスをとっている。Kelloggは大きく二つのアプローチをmarketingではとっていて、心理学的なアプローチから若干定性的な分析をするものと定量的アプローチの両方をバランスよく持っている。consumer behaviorの授業自体は心理学的なアプローチなのだがいかに個人の記憶と商品・ブランドを関連付けるかというのをテーマにしている、課題のひとつでCMを見たのだがその中でThe world Best Commercial in 2011-12なるものを発見したので共有。http://www.adweek.com/news-gallery/advertising-branding/worlds-best-commercials-2011-12-141417:こちら

CM見るのがそもそも好きだが非常に面白い。特に#3のThe Guardianの "Three Little Pigs"は3匹の子豚の話を活用しながら非常にストーリー仕立てで話を進めて面白い。

そんな中おいらの中での今年ナンバー1はこちら。

日本で流れているのかどうか知らないけれども非常に観察者の記憶と感情とリンクしやすい。このクラスの中ではいかに商品を記憶と関連付けるかということを題材にしているのだけれども、このCMは見事にそれをしている。オリンピック選手ではなくその母親を題材にすることによって、メインターゲットである母親にとっても、そしてオリンピック選手でなくてもほぼ誰しもが頑張る子供を応援する母親の記憶を想起させる。ブランドが確立しているP&Gだからこそできる離れ業だが、すごくいいコマーシャルだなと思う。

皆さんはどれがお好きでしょうか?