Kellogg Super Bowl Advertising Review
先週末はSuper Bowlだった。にわかには信じがたいが視聴率50%を超えるこの試合Kellogg的には別の大きなイベントがある。それがこのKellogg Super Bowl Advertisement Reviewである。なにかというとこの大きなイベント中に放映されるTV CMをKelloggの教授陣と学生たちが評価をするというもの。ちなみに選ばれた学生はCMの間トイレにいくこともできない。(逆に試合中は行ってもいい)
こんな感じだったらしい。おいらも申し込んだのだけれども残念ながら選ばれず。ただせっかくの機会なのだからとSuper Bowl自体は見たのだけれども、正直言うとAdvertisement自体は少し期待はずれだった。一秒数億といわれる枠をかけているだけあってもっと気合をいれたCMをつくってくるかと思いきや、中身は意外と普通の作品も多くなんだかReviewするほどかいなというのが正直な感想。
一方で当然本当にこれだけの金をかけるべきなのかという質問もでてくる。RAMAによれば、視聴者の73%がほぼエンターテイメントとしてCMを見ており、実際の購買に影響を与えると答えたのは8.4%だそうだ(すなわち実質効果はもっと低い)。当然Super bowlのスポットを押さえたという大きなシグナリングは存在するのだろうが、Super bowlのCMを見たからといってコカコーラを飲むのをやめて、ペプシにしたりというのは少し考えずらい購買行動でもある。(両方CMをやっているし。)テレビに代表されるTraditionalなMarketingの比率が相対的に落ちていく中で、MROI (Marketing Return On Investment)はどう考えられているんだろうか。
http://www.businessweek.com/lifestyle/the-super-bowls-real-roi-02032012.html
さて、Half timeのスポンサーであったPepsiのカウントダウンはちょっと好きだったので是非興味がある人にはみてほしい。
Beyoncé + Pepsi Super Bowl Halftime Countdown
ちなみに結果に関してもこちらのファイルをみてもらうと速報がでているので是非。個人的には?です。確かにSubwayのCMはひどかった。。