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オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

日本・韓国企業の訪問を通じて考えた組織論

Kellogg life Marketing Globalization

GIMのプログラムの中でいくつかの韓国企業と日本企業を訪問させてもらった。印象的だったのはおいらたちがGIMで訪問した韓国企業は、「グローバリゼーション」をすごく意識し人材レベルで積極的に登用しているという点だった。一方でこれに対して一緒に旅をした韓国人は「こうしたグローバル企業はそうはいっても一握りで、すごく伝統的なドメの会社もいっぱいあるよ」といっていたので実情は日本ににているのかもしれないけれども、どの企業も共通して、「国内の市場が比較的大きくないために外に出るしかない」ということを言っていた。

 

一方で色んな企業との会話の中で「グローバルな組織」とは何かという話をしていた。日本人・韓国人がそうでない国の人をマネージする駐在モデルと海外の組織そのものは海外ローカルであり哲学を共有するマルチナショナルカンパニーモデルをどの按配で切り替えていくのか、後者の場合どうやって哲学を伝えていくのか、異なる哲学をぶつけ合い新しい組織をつくりだしていくのかというのが共通に語られるそれでいて会社によって異なる話で非常に面白かった。おいら個人も会社のくっつけの仕事をしていて思ったのは、「買収案件などにおいても買った企業がどうやって買われた企業の文化を変えるのか?」という議論は少しピントが外れていて、「買収を契機にどうやって新しい文化を融合してつくっていくのか?」ということなのだと思うようになった。グローバル日本企業をつくるのではなく、日本発のグローバル企業をつくることが大事なのだということなのだと思う。

 

もうひとつこのトリップを通じて考えたのはどうやってマーケティング中心の組織を作っていくのか?ということだ。Kelloggのマーケティングの授業でかならず口をすっぱくして教授に言われるのは、分析手法を導入することも大事でも、実行につなげるための組織つくりをしなければ意味がないとのことを言われてきた。大事なのは顧客中心ではあることと顧客マーケティング中心であることは異なるということだ。顧客中心がある意味で顧客マーケティング中心であることを殺してしまっている部分もあると思う。そもそも顧客はこれを求めているはずだというオペレーション、サービス側の顧客中心が全体最適のマーケティング分配を壊してしまっているような気がする。最後の学期ふんわりとしているけれどもこういう組織論やコーポレートガバナンスみたいなことも考えてみたいと思う。