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オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

ヤクルトインド工場訪問

そういやデリーから1時間半近く車に揺られ、ヤクルトインド工場を訪問してきた。工場訪問とか大好きなので興奮して参加。量販店に行けば必ずといっていいほど目にするヤクルトだが、インドではダノンと合弁会社を組んでYakult Danone India Pvt.LtdProbiotic Drinks | Drink to Your Health | Health drinks | Yakultとして5年ほど前からビジネスを展開している。

恐縮にも工場長にご案内していただき、ヤクルトの作り方、ヤクルト菌についてから笑、インドでのヤクルトの取り組みについてまで説明していただき、工場見学。学びを網羅的に書くと*1
①富裕層向けの「健康」コンセプト
成功の要因の一つは、Healthyというキーワードをデリーなどの富裕層を中心にしっかりmarketingしていること。インドの消費財では、Brand ambassodorといわれる商品の顔となる人を広告などに活用するのが一つの効果的な方法*2であるが、ヤクルトも「家庭的な主婦」というイメージ*3でBollywood女優であるKajolを活用したとのこと。販売当初は「Kajolの飲み物ください」という顧客もいたらしい。

メッセージも「Daily Piyom healthy jiyo!」と、おいらのグーグル検索によるヒンドゥ和訳をすれば「毎日飲んで、健康長寿!」というらしく非常にクリアだ*4。デリーだけをみれば特に健康志向の富裕層はいるし、今後中間所得層が増えていくにつれビジネスも拡大していくのではないだろうか?(州によっては戦略を変えなければいけないかもしれないけれど・・)

②独自のチャネル
驚きの取り組みだが店舗での小売だけでなく、Yakult ladyがデリーを中心に活動している。スクーターの研修から、販売のロールプレーまでトレーニングを経てこのインドでも活動している。正直言うとこの販売チャネルは開発コストが異常にかかっている気がする。一方で店舗の中でのいい場所・棚が取り合いであり卸ができたとしても顧客の目に触れない可能性があるというインドの小売の特性、さらには前述したように比較的富裕層向けの商品なので、対面での関係を生かした富裕層の顧客マネジメントだと思えば非常に効果的な方法なのかもしれない*5。非常に取り組みとして面白い。

肝心の工場見学だが、これまた美しい工場で、さらには工場長の熱い思いも聞けておもしろい。しっかりヤクルトのお土産ももらって大満足。サイトの工場見学のページから申し込みをすれば火曜日を除く平日で実施しているようなので是非。

*1:聞いたことをベースにおいらが勝手に仮説を展開しているものも含みます。あしからず

*2:日本でもそうだろうが、日本以上に商品と人物がひもづいている。以前マーケ専攻のMBA生と議論したときも同じことをいっていたが要検討だなー

*3:このコンセプトがそうなのかは少しわからない。。

*4:間違っていたら指摘してね

*5:日本でもしているように法人に対して売り込みをしている人もきっといる。会社訪問して働いているというやり方だがこれもきっと効果があるよね