オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

Asian Food Festival TG

Kelloggでは毎週TGといって金曜日の17時から19時の間にAtriumという広間を使って全員で「飲み会」のようなイヴェントをします。この「飲み会」なのだが、毎週それぞれ別のクラブが主催で非常に面白いイベントを開催しているのです。今学期に入ってからも、ハロウィーンのようなメジャーイベントはもちとんLGBTのクラブが主催したDragTGやら毎回広間があふれかえるほどの人数がはいります。

先週の金曜日はおいらがSocial Directorを勤めるAsian Management Association主催のAsian Food Festivalでした。しかもおいらはJapan ClubのDirectorも兼任しているので主催したり参加したりと1週間前はさすがに大変でした。ほへー。
この通称AFF、今年はアジアを中心に10カ国がやってきてそれぞれがチケットの売り上げを2時間で競うというイベント。大人気なく各国も本気なので当然本気です。イベント自体はこんな感じでごった返し。

正直言うとMBAにはいる前にこういうイベントの写真などを見ていると少し子供っぽいような文化祭っぽい印象を受けている人も多いんではないかと思う。ただの文化祭じゃねーかと。でもこういうことも本気でなんでもかんでもやってしまうのがMBA生だし、大人気なく一生懸命この文化祭りのためにエクセルやパワポをがんがんまわしたりする。でもそんなことよりも何よりもKelloggがこういうことをひとつひとつ大事にしているのはこれが各々のリーダーシップ経験につながっているからだと信じているからなのではねーかなと思う。

リーダーシップって別に子供の砂遊びでも学校の文化祭でもスポーツでもなんでもリーダーシップなんだと思う。この一貫してなんにでもリーダーシップを求める癖はアメリカぽいと思ってしまうこともあるが、どんなことであれ誰かを巻き込み結果をだしていくというプロセスは変わらないのであり、それは自分がリーダーの立場であれ、リーダーを支える立場であれ理解という側面で必要なんだと思う。

何はともあれ楽しかった。そしてやっぱりこういう経験をすると本当にリーダー陣はぐっと仲良くなるなーという気がします。

もう一点ここではリーダーシップ経験をとったときのご褒美がしっかりしているなという気がします。どんなイベントであれリーダーをした人が一番楽しんで一番濃密な人間関係や成長機会を得ている。そのことを誰もがわかっていてリーダーシップを取り合う。成功しようと失敗しようと得るものがあるからみんなリーダーシップをとっていく。そういう循環がうまくできているなーと秋学期はクラブ活動がはじまってきてしみじみ感じることが多い。