「ストーリーをお客さんと共有すること」
以前も書いたがInnovation labという新しいコースをとっている。この授業は一風変わっており、授業を取るためにビジネスコンセプトを書き審査を経た数チームだけが参加することができる。
また2学期間連続の科目になっており、今学期の途中に実施される実際の起業家を招いた中間プレゼンテーションで選ばれた半分のチームだけが春学期に進むことができる。
おいらたちは中国上海でのフードビジネスで事業を立ち上げようとしているのだけれども、本当に事業開始そうそうから二転三転で、チームの中も喧々諤々だったりとまあなさんざんな出だしだった。
そんな感じで始まったのだが、お客さんの声を一生懸命きき、何度もビジネスプランを作っては壊し作っては壊ししていく中で、ビジネスモデルもチームもまとまっていき、なんと先日の中間プレゼンテーションでは見事一番で通過。一番であることにはあんまり意味がないのだけれども、実際のシリアルアントレプレナーやベンチャーキャピタリストに評価されるのはうれしいものがある。
審査員からはテクニカルなアドバイスも当然もらったのだけれども、一方で最後に「あなたたちからはストーリーを感じれた。論理的なプレゼンテーションよりも何よりもストーリーこそを聞きたいのよ」という言葉をもらった。アイデアもアイデアの段階だからこそそういう話をしてくれたのかもしれないけれども、一方でこの手の話今学期に入ってからよく聞くなと思う。この授業のゲストスピーカーで以前きていただいたデザイン事務所の人も「ビジネスの出根源はBriefであり、それをストーリーにしお客さんと共有していくこと、一緒につむいでいくことが大事」なんだと言っていた。
一方で別の授業で講演に来たマクドナルドの元CMOも同じようなことをいっていて、「ブランドとはストーリー。お客さんの心を動かすストーリー」だといっていた。おいらの関心はこのストーリーをシステマティクにどうやって作り上げていくのか?そしてどうやって共有していくのか?ということになるのだけれども、一方で「なんじゃらほい」と思うこともまま多い。ブランドマネジメントなどは授業では比較的にとってこなかったので今後少し勉強しようとも思う。