オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク-ケロッグ1年留学日記

外資系コンサル、日系金融機関、インドでの国際機関を経て、2012年6月からKellogg school of management1年プログラムに留学している男のつぶやき。アメリカ時々インド。2013年6月には卒業したいと思っている。

CIM week③:FOMOとComfort zoneは抜け出さずに広げよう

激動の1週間が終わりました。結構週末もソーシャルなイベントも含めて盛りだくさんのケロッグ生活なので休む暇がないです。。リーダーシップあふれる連中が多いケロッグ生だがやはりどの国出身であれ疲れるらしい。というかおいらも結構疲れた笑。

この1週間ですごく思ったのはやっぱりどんな人でも、疲れてくると自分のComfort zoneを求め始めるということだ。英語が母国語だからこそ、わかりずらいが普段はオープンなアメリカ人だって、疲れてくると固まってローカルトークをし始める。今年のプログラムでは、中国とインドの出身者が多いがやっぱり疲れてくると、自分たちのコミュニティに戻っていくし、現地語ばりばりで話していたりする。最初は英語が母国語でもないし、日本人も一人なのでこうなってくると少し疎外感を感じたりしてつらいなーと思ったりしたが、なんだかみんな疲れるし、みんな発言するのは緊張するんだと思うと気分が楽になった。

ケロッグでは死ぬほどOut of comfort zone!という言葉を聞く。自分を常に外に置く意識をしないと本当にずるずると流れて言ってしまう。同じ国同士でグループワークを組んだり飲み会に行ったり気晴らしにはとってもいいし、やっぱり同じ母国語であったり、同じバックグラウンドの連中とつるむのは楽なのでどうしてもそうなりがちである。

一方で、オリエンテーションの最後で聞いたのだが、KelloggにはFOMOという言葉がある。Fear Of Missing Outのことで、「まわりのみんながあれこれ挑戦しているのに自分が置いてけぼりなのではないかと思ってしまう」ことらしい。大事なのは常に自分が何をここで得たいのかを考えることなのだ。家族で過ごしたい人は家族と過ごせばいいし、アカデミックでがんばりたい人はアカデミックでがんばればいい。ここでだいじなのは常に自分が何を求めていて、そこに自分の時間を投資できる勇気を持てるかどうかだと思う。特にMBAではみんながみんなリーダーシップ病にかかっていって、自分のスケジュールを埋めることに専念している。

おいらのお勧めはComfort zoneを抜け出そうとするのではなくて、広げていこうとしようと思うことだ。常に抜け出そうと思うとしんどいしなかなかワークしない。友人関係でも自分が取り組む活動でも自分のペースで少し違うことに手を出してみる。いつもと違うリズムで動いてみる。これだけで大分変わってくるのではないかと思う。

英語学習だって同じだと思う。理想的にはばりばりnative speakerとだけ話せればいいけれどもそうもいかないこともある。一緒に組むメンバーであったり、ご飯に行くメンバーであったり少しいろんなことを変えてみるだけで世界が変わってくる。そんなおいらも少しずつComfort zoneが形成されつつある。意識して自分のComfort zoneを広げていかねば。